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体験は不要だ! [野外教育/体験学習]

posoです〓

「体験してみないとわからない」 とは言ったものの…

昨日は体験は必要だ!と言ったのに、今日は体験は不要だ!と言ってみたいと思います。

 

 最近の教育実例集などを読んでいると、保護者会で担任に「妊娠も結婚も、まして子育てもしたことのない若造に、私の子どもを任せることはできない」と言う親が増えているとか出てきます。

また、女性支援について会議の中で、女性の上司が男性の部下に向かって、「男性には、私たちの気持ちは分かるはずがない!」と言い放ったとかいう話しも聞きます。

 

確かに感情的にはそうなのかも知れませんが、その主張がまかり通ってしまうと、世の中、体験・経験がないと何も出来なくなってしまいます。 晩婚化で、親の年齢層が高くなり、若手教員(特に都市部では)が増える中で、親より教員の年齢が高いことの方が珍しい。でも、教員は家庭での「子育て」の経験はなくとも、学校での「教育」の経験は、(少なくとも保護よりは)あり、その専門家としてとして、年齢は関係なく保護者と対等(か、それ以上)なのではないでしょうか?

 また、「女性には男性の気持ちは分からない!」は、「子育て経験のない人に教育は出来ない」と言う以上に、きつい。 つまり、体験がないと、全く発言権がないと言っているだけでなく、発言するためには、男性に女性になるという絶対に出来ない体験を求めているんですよ。(もちろん、性転換手術もなくわないですが。そして、男性が女性に言う場合も同じです。) 男の気持ちは男にしか分からない、障がい者支援の必要性は障がい者にしかわからない、とか、確かに、一番そのことをよく分かっているのは体験している本人かもしれません。でも、だからといって体験していないとダメなわけではなく、いかにその人たちに寄り添えるのかが大切なのではないでしょうか。


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